【映画】宇宙人ポール

サイモン・ペグ＆ニック・フロスト主演「宇宙人ポール」を見に行ってきました。

主演のサイモン・ペグとニック・フロストと言えば今でも大好きな映画の一つ「ショーン・オブ・ザ・デッド」だけど、ゾンビ映画なのにコメディ満載というその当時としては非常に画期的な映画だったように記憶しています。
というか、今でも笑えるゾンビ映画なんてないですね。違う意味で笑えるのなら沢山あるけど。

さて「宇宙人ポール」はと言うと、一言で言うならズバリ面白いの一言かなと。
いっぱい笑わせてもらいました。そしてなぜか帰り間際には泣きそうになっていました。
そう、まさに笑いあり、涙ありの映画。

宇宙人であるポールは、その辺にいるおっさんみたいなセリフを吐く、最初は憎たらしい奴。
だけど物語りが進むに連れ、共感出来る事があったり、なかったりしたけど、だんだん愛着が持て最後には離れるのが惜しいとまで思ったほど。

でも、個人的にツボにはまったのはクリスチャンの女性。
もう暴言吐きまくり。しかも暴言を吐くタイミングが絶妙。
笑ったのが、その女性が始めてポールを見てアメイジング・グレイスを歌いながらパニックに陥ったところ。
これには、もう爆笑しました。

所々、笑えるシーンが満載なので、飽きる事なく見れる事間違いなし！

物語りも終盤に差し掛かった所で出てくる大物女優にも、しっかりと笑わせていただきました。

この映画、往年のSF映画のパロディも随所に散りばめてあり、SF映画好きな人なら楽しめます。
そうでない人ももちろん十分に楽しめます。
久々に良い映画にめぐり会えました。

89点

関連記事